鉄骨製品検査

こんにちは
シアカンパニーの荒牧です。
皆様お盆休みはゆっくりできましたでしょうか。
お仕事だった方々はお疲れ様でした。
私は子供たちとプールに川遊びお祭りに楽しい休日を送ることができました。
また仕事を頑張ろうと思います。

先日鉄骨製品検査を行ってきました。
鉄骨製品検査とは工場で加工された材料の品質が設計図書などで示された水準に達しているかどうかを確認する検査で、材料の加工が終わる前後に行われます。

製品検査は鉄骨の品質を確保し、現場施工に問題がないか最終的に判断する目的で行います。

今回は加工後鉄骨会社・施工者・そして私たち設計事務所立ち合いのもと品質検査を行いました。

 

鉄骨製品検査の手順

1,書類による検査

事前に行われた内部および第三者検査機関による各種検査の報告をうけます。
各種検査とは・製品検査記録・溶接部検査記録・超音波探傷検査報告書・ミルシート
(今回はもちろんすべて合格です)

2,対物検査

工場にて製品の現物をみて検査する。
実測と目視にて柱や梁の長さを測ります。
溶接部(※1)目視で表面に割れやビート(※2)不整などがないかチェックを行います。
溶接部の内部欠陥は超音波探傷検査でチェックを行う。
探触子からは発信される超音波が鋼材内の溶接不良部の空洞等で反射してエコーとして
モニターに表れます。エコーの形状で欠陥状態を判定する。
(もちろんこちらの結果もすべて合格でした。)

※1:溶接とは金属を溶かして接合すること。材料の接合部分を一部分だけ溶かした状態で冷やし固め、一つのに接合する加工方法です。

※2:1度の溶接でつくられる、溶接が帯状に盛り上がった部分。ビードの表面形状や滑らかさで施工品質を判断できる。

検査を合格した鉄骨が現場に搬入され鉄骨建て方と進みます。
次回は現場の進行状況をお話しようと思います。

 

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