内装工事

こんにちは
シアカンパニーの荒牧です。
皆様お正月休みはゆっくりできましたか?
インフルエンザがとても流行っておりますのでお気をつけてお過ごし下さい。

引き続き建物ができるまでの工事をご紹介します。
耐火被覆が終わると外部建具を取り付け内装工事に進みます。
今回は鉄骨造の内装工事についてご説明していきます。

内装工事

内装下地→石膏ボード張り→クロス貼り→床仕上げ
この一連の流れが内装工事となります。

1,内装下地

内装下地はLGS下地か木下地かどちらかで行われることが多く、
木造の住宅では木下地が多いが大規模な建物ではLGSが一般的です。
LGSとは溶融亜鉛メッキを施した0.8㎜厚の鋼板加工品であり、
木下地と比べると施工性がよく材料の歪みも少ないが、施工の際に溶接を行うので、溶接を防ぐための養生は必要になります。
壁に使用されるLGSはランナーとスタッド、天井用で使用されるのはCチャンネルやダビルバーシングルバーです。
LGSはサイズも様々で壁用、天井用と種類があります。

〇壁用LGS

 

出典:チヨダメタルスタッド関西株式会社HPより

〇天井LGS

出典:株式会社桐井製作所HPより

 

今回の現場は鉄骨造のためLGSにて下地を組みました。

 

2,石膏ボード張り

LGS下地の上に石膏ボードを張ります。
石膏ボードとは、石膏を芯材として両面を紙(石膏ボード用原紙)で覆って板状に加工した建築内装材です。
別の名をプラスターボード(PB)とも呼ばれます。様々な厚さがあります。
防火性、遮音性、工事のしやすさなどの特徴をもち経済性にも優れているので建築物の壁天井などに広く用いられています。
リサイクルができることから環境にも優しい材料です。
コンロ廻りなど火を使う場所は不燃石膏ボード、洗面室などの水がかかる場所では耐水ボードを、屋外外壁下地では防カビ防水タイプの石膏ボードを使用します。
さまざまな場所にあわせて適材適所で石膏ボードを選定していきます。

〇石膏ボード

 

〇強化石膏ボード(耐火性能を強化したボード)

 

〇防カビ防水石膏ボード

 

出典:吉野石膏株式会社HPより

 

また鉄骨建物では振動が伝わりやすく仕上げボードのジョイント部分にクラックが入りやすいのですが
石膏ボード目目地をずらして張ることでボードの表面強度が増しクラックが入りにくくなります。

 

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